すごい。

ロサンゼルスについて
入国審査で並んでいると
私のすぐ前の
若い日本人の男女5人ぐらいのグループが
「入国審査でなにきかれんだろ」とどきどきしていました。
しばらくして最初の男の子がよばれ
「Why did you come to US? What's your purpose? カンコ(観光)?」ときかれ
悪戦苦闘しながらなんと
To speak Japanese と答えていました。
なんといいたかったんでしょうか。
英語の勉強に来ててEnglishとJapaneseを間違えたんでしょうか。
わざわざムコウが「カンコ?」と日本語で聞いているのに。
審査官の人も苦笑してました。
そのあとも脈絡なく I don't speak English とかいいだして
もう私は顔が緩むのを必死にこらえていました。
その子の友達もただ見守るだけで
助けてあげたりはしないので
グループの英語の達者な引率係のような人もいないみたい。
勇気あるなぁ。
極め付けにその男の子はパスポートを返してもらった後
必死に「ありがと。ありがと」と5回ぐらいいいながら
去っていきました。
日本語を教えてやるぜ、といわんばかりに。


その彼の後、おんなじ審査官のとこに
私がいったのですが
How are you?ときかれたので
Good. How are you?と聞き返すと
「いやぁ、楽しいよ」というようなことをいっとられました。
いつもあーいう仕事って退屈だろうなぁと思ってたんですが
そうでもないみたい。